各濃度の端数処理、基準値、排出基準を設定することができます。
施設ごとに施設の概要、排気設備の情報を登録することができます。
測定入力、証明書、報告書で使用する数値や単位を設定できます。
サンプルリング計測からデータを引用して、受付情報を登録することができます。
大気測定の依頼がありましたら受付登録処理を行います。
複数の測定項目をまとめて1つの依頼情報として管理することができます。
測定項目の種類(水分量、オルザット、ばいじん等)に応じて、適した分析値入力画面が用意されています。
現場で測定した情報を取り込むことができます。
測定情報は過去の測定情報を呼び出して登録することができます。
測定が終了した依頼情報に対して承認を行います。
表示を切り替えることで、簡易な依頼情報を確認できます。
権限により承認者を限定し、承認後はデータの改ざん防止ができます。
承認された依頼情報のみ証明書、報告書の本発行を行うことができます。
証明書はExcelファイルに出力することができます。
印刷オプションを設定することで、必要な帳票のみを印刷することができます。
帳票設定マスタはMicrosoftEXCELで報告書のレイアウトの作成、原紙ファイルを作成します。
作成した原紙ファイルをシステムに登録し、帳票設定マスタでシステムに登録される報告書データと原紙の関連付けを行います。
登録したマスタデータは受付入力で使用可能となり設定した関連付けに従い印刷されます。
マスタは版数管理が可能で、たとえば法改正前と後の帳票を自動で切り替え管理することができます。
本システムでは、JIS標準として計算式上のJIS Z、JIS Kによる係数の差違について標準で採用しており、計算式もJISに記載されているものを採用しております。
また、湿式ガスメータ使用時の「飽和水蒸気圧」についてもJISにて記載されている値をそのまま使用しておりますので転記ミス等の人的ミスも未然に防ぐことができます。
濃度等、各計算処理が必要な数値は自動で計算されます。また、同時に設定されている桁取り処理も自動で行われます。
大気測定には濃度計算等、様々な計算要素が存在します。そのため、計算ミス等の人的ミスが起こりえます。自動計算が行われることにより、計算ミス等の人的ミスを削減することができます。
また、測定データより結果の算出までは大幅な時間短縮をすることができます。
大気測定システムでは「証明書」「測定記録表」「各種報告書」の印刷が行えます。
また、証明書、測定記録表以外にも事業所毎に測定結果をまとめた「測定結果一覧表」、施設毎に測定結果をまとめた「施設別測定結果一覧表」などの一覧表も印刷することができます。
多数の施設を持つ事業所には、従来の報告書以外に一覧表を付けるなどすれば顧客サービス向上になります。
進捗管理や承認処理をすることにより煩雑な業務処理を改革し作業を漏れなく進めることができます。
報告書発行し、承認処理を行うことでロックされ、以降の変更を不可能にします。
通常、承認済みの報告書は改ざん出来ないようになっています。報告書を変更する場合は特別なパスワードが必要であり厳重に管理されています。
大気測定システムでは入力項目の桁取りを任意に且つ、複数の設定をすることが可能です。お客様に合わせた桁取りで計算し報告書を印刷することができます。
さらに施設毎に平均濃度の桁取りを変更することが可能です。これによりお客様ごとに平均濃度の桁取りの指定を行うこともできます。
事業所の施設毎に測定のスケジュール管理を行うことができます。予定は12ヶ月毎に設定が行え、管理することができます。
たとえば施設毎に登録された測定予定により指定月の測定予定表の作成が行えます。
これにより測定漏れの防止や、スケジュール管理に役立ちます。
「大気測定システムでは標準測定項目として「水分量」「オルザットガス」「流速・流量」「ばいじん濃度」「硫黄酸化物濃度」「窒素酸化物濃度」「塩化水素濃度」を備えております。
また、オプション機能としましてさまざまな測定項目に対応しております。その他測定項目とて「カドミウム」「水銀」「鉛」等の重金属また、VOCにも対応しており63項目を備えております。
現場でデータを測定する場合でも、その場でシステムにデータの登録が行えるオプション機能です。
現場システムではサーバに接続されていなくてもデータの入力が行える為、ノートパソコンなどで持ち歩きどこでもデータの登録が行えます。
現場にて測定したデータは本体に取り込み、分析を行うことができ、従来の野帳からパソコンへ入力するなどの手間が省け且つ、転記ミス等の人的ミスが大幅に解消されます。