食品のサンプルが入荷されたら受付情報の登録を行います。
食品のサンプルリング計画からデータを引用して、受付情報を登録することができます。
輸入食品では、生産地、製造場所、輸入方法などの情報も管理できます。
グループごとに分析指示書の印刷が行えます。
受付されたデータから検査対象、規格区分等の条件により指示書に出力するデータの絞り込みが行えます。
指示書には期限も出力されるので、分析漏れや納期遅れを予防することができます。
試料ごと、分析項目ごとに分析値を入力することができます。
分析項目ごとに納期設定することで納期管理が行えます。
分析値を設定された桁取りにて自動で端数処理し、入力ミスを防止します。
異常値を即座に赤色表示で警告し、データの信頼性を向上します。
過去の分析データの推移と比較標準偏差を表示しデータの妥当性を確認します。
検査が終了した検体に対して承認を実施します。
検査全体、過去のデータの推移、比較標準偏差など様々な視点から結果の確認を行うことができます。
権限により承認者を限定し、承認後はデータの改ざん防止ができます。
承認された検体のみ証明書、報告書の本発行が行えます。
報告書の出力イメージをエクセルファイルに出力できます。
報告書は帳票設定マスタを使用し、自由にレイアウトの作成、変更を行うことができます。
初期導入時にはポジティブリストに対応した分析のマスタを登録済みの状態でご提供できます。
システム導入時の準備作業を軽減し、スムーズなシステム導入をサポートします。
また、法改正により変更となったポジティブリストをエクセルファイルに登録し、指定した日に自動で取り込むことも可能です。
分析マスタは膨大な数のデータを登録する必要があります。メンテナンスには膨大な時間が必要とされる場合があります。
食品検査システムに装備されている分析マスタは色々な検索条件の選択が可能で、目的に合わせて検索条件を変更し、検索されたマスタデータは一覧形式表示されそのままメンテナンスが可能な機能が装備されておりメンテナンスの作業を軽減します。
帳票設定マスタはMicrosoftEXCELで報告書のレイアウトを作成、原紙ファイルを作成します。
作成した原紙ファイルをシステムに登録し、帳票設定マスタでシステムに登録される報告書データと原紙の関連付けを行います。
登録したマスタデータは受付入力で使用可能となり設定した関連付けに従い印刷されます。
マスタは版数管理が可能なので、法改正前と後の帳票を自動で切り替え管理することができます。
分析結果の入力は分析項目毎、検体毎、機器毎など、さまざまな運用方法に合わせて使用することができます。
分析データ入力では、生値を入力すれば自動的に端数を丸め報告値を表示します。
基準値を超えていれば即座に赤色表示、定量下限値を下回れば自動的に不検出を表示するなど、入力の効率化が図れ且つ、単純な入力間違いも防げます。
進捗管理や承認処理、ワークフローを電子化することにより煩雑な業務処理を改革し作業を漏れなく進めることができます。
通常、発行済みの報告書は改ざん出来ないようになっています。
報告書を変更する場合は特別なパスワードが必要であり厳重に管理されています。さらに変更した際の変更履歴を管理できるようになっています。
検査種別・依頼者別売上集計、受付情報印刷など管理帳票を装備しています。
帳票はファイル出力機能を装備しており、印刷して利用するだけでなく、ファイル出力し自由にカスタマイズが可能です。
社内の報告資料の作成などに活用したり、作業状況の把握や確認に活用できます。
※現在お使いの帳票が必要であればカスタマイズにて対応も可能です
「分析値EXCEL入力」は受付情報をEXCEL上に呼び出した後に、分析機器から出力された結果値をそのエクセルに貼り付ければ報告書に反映することができます。さらに計算式をあらかじめ埋め込んでおけば分析結果値を計算することも可能です。
また、分析機器から出力されるデータを自動的に取り込み、システムの結果へ登録する「分析機器データ取込システム」もオプション機能として準備しております。
入力作業が軽減され、入力間違いなどの人的ミスが大幅に解消されます。