「検査結果照会システム【IPROS】」は検査システムに蓄積された報告書データをデータセンターへ送信し、インターネットブラウザで参照するシステムです。
公開するデータを参照できるのは検査依頼者のみとなり、検査機関から検査依頼者へIDとパスワードを発行します。
公開に設定をしたデータは受付時点から公開可能で速報としても利用可能です。
年間のトレンドや集計などを検査依頼者側でいつまでも見ることができるので、顧客サービスの向上になります。
公開するデータは検査システムで公開を許可されたデータのみが、公開サーバーへアップロードされます。
検査依頼ごとに公開か非公開を設定することができます。
データのアップロードは定期的に自動で公開サーバへアップロードされます。
※導入頂くためには、データアップロード機能を導入するコンピュータが検査システムのサーバにアクセス可能で、インターネット環境が整っている必要があります。
公開サーバは弊社が所有するインターネット上のサーバです。
公開サーバとの通信はSSLを使用、データを暗号化し悪意のある第三者からの「改ざん」「盗聴」「なりすまし」などからデータを保護します。
電子証明書での認証、実在証明を行いサービス利用者に安全な通信環境を提供します。
提供される公開サービスのURLは導入頂いた検査機関様専用のURLとなります。
サービス利用にはサービスを提供するURLにアクセスし、お客様(検査機関)から発行する「ログイン名」、「パスワード」を入力して認証された検査依頼者のみがサービスを受けることができます。
サービスログインにて認証するとシステムは、どの検査依頼者がアクセスしているのかを判別します、ログイン者は自身が依頼したデータのみ参照可能となります。
そのため、依頼したデータを他者から参照されることもありません。
検体情報を検索し、検査情報を参照する検体を選択します。選択した検査結果を検体ごとに表示します。
選択された検体の現在情報を画面表示します。受付された分析項目の情報はもちろんのこと、サービス内のデータベースに検査結果が反映されていれば、全ての項目に検査結果が登録されていなくても、検査結果を表示します。
検索画面で選択した検体の検査結果を一覧表示します。
選択したデータは検体情報と分析項目で表形式で画面表示します。
表の形式は検体情報と分析項目をボタン一つで入替えることが可能です。画面表示した内容のCSVファイルをダウンロードすることができます。
基準を超過しているデータは、見た目にすぐ認識できるよう色を変え表示します。
地点や期間の条件を入力する事により、地点ごとの検査結果を一覧表示します。
地点ごとの結果値推移を参照します。
一覧表示は年度ごとに検査結果情報を取得し、月別に一覧表示します。検査項目の検査有無や検査結果は時系列に並べられ、最小値や最大値、平均値を表示します。
基準値に対して10%超過、20%超過、50%超過、70%超過、基準値超過の集計表を表示します。最小値、最大値を検出した日も表示します。
地点ごとに、1年間の集計を自動的に行い画面表示します。選択する年度を複数選択すれば、複数年度の結果を一度に画面表示することも可能です。
集計データのCSVファイルをダウンロードすることができます。各機関への提出書類などにも活用できます。
項目別に検査結果を、グラフ表示します。
検索条件に特定の地点、検査項目を入力すると、蓄積されているデータの年間推移を参照することができます。
グラフは年度ごとにプロット、年度ごとに色を替え1本でプロットするの切り替え、基準値のライン表示有無などを利用者で選択することが可能です。
またグラフにする検査範囲も利用者で自由に決定できます。
検査結果の推移を一目で参照できるグラフを表示します。